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2020-12-07

足に水虫があります

 水虫は白癬菌と呼ばれる多種類のカビで引き起こされる皮膚の感染症です。皮膚の角質に感染しますので足だけではなく股部など全身の皮膚に起こり、爪や毛にもうつります。日本人の5人に1人程度が水虫を持っていると言われ、家族内での感染も多くみられます。
 春から夏の湿った時期には活発に増殖し痒みやただれなどの症状を出しますが、冬になると活動が弱まり治ったように見えます。しかし冬の間は角質の下で生き残っていますので、また次の夏には症状が出てきます。

 水虫の薬(抗真菌薬)はよく効くのですが、表面の菌がなくなり症状が治まってもまだ白癬菌が生き残っているので治しきれない場合が多くみられます。足白癬の場合は両足の指の間や足裏全体に広く薬を塗って、表面が治ってからも更に1か月ぐらいの期間治療を続ける必要があります。

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